Thunderbirdの自動アップデートでバージョンが「60.3.0」になり、見た目が少し変わったようです。でも、なんだかタブが見分けにくいし、メニューバーも判読しにくい。何で?と思ってよく見たら、タイトルバーが表示されていないことに気づきました。
タイトルバーを表示したい
Firefox もそうなのですが、タイトルバーを表示させない場合、アクティブじゃないタブの色が Windows10 の個人設定で設定した色になってしまい、私は見づらく感じます。
Firefoxと同様にタイトルバーを表示すれば、少しは見やすくなるかもしれないと思いました。
タイトルバーを表示すると「メニューバー」や「アクティブではないタブの色」は Firefox と同様にグレーになるようです。
Firefox では、「三」のようなカタチのメニューボタンをクリックすると表示されるメニューから、「カスタマイズ」を選択すると、「Firefoxをカスタマイズ」のタブが表示され、
画面左下の「タイトルバー」のチェックボックスで、タイトルバーの表示・非表示を切りかえることができます。
Thunderbird 60 でも、同様の切り替え機能があるかと思い、「ツールバーのカスタマイズ」の画面を表示してみたのですが、見当たりません。
Thunderbirdのバージョン68では、Firefoxと同様にタイトルバーの表示非常時を簡単に切り換えられるようになったようです。
「三」のようなカタチのメニューボタンをクリックして、
「オプション」をクリックします。
するとまた、メニューが表示されるので、
「ツールバーのカスタマイズ」をクリックします。
すると、ツールバーのカスタマイズのウインドウが表示されるので、
「タイトルバーを表示」の左の四角をクリックして、チェックを入れ、完了ボタンをクリックします。
タイトルバーを表示させた手順
メニューバーの「ツール」から「オプション」と辿り、
「オプション」の画面を表示させます。
「メニューバー」を表示させていないときは、「三」のようなカタチのメニューボタンをクリックして、
「オプション」を選択すれば表示できます。
「オプション」画面の「詳細」を選択し、
さらに「一般」のタブを選択して「設定エディター」のボタンをクリックします。
すると、下のような画面が表示されます。
「危険性を承知の上で使用する」をクリックすると、
上のような画面が表示されます。
検索のテキストボックスに「Titlebar」と入力します。
すると、検索結果が表示されます。
その検索結果の中から、「mail.tabs.drawInTitlebar」を選択し、
ダブルクリックするか、もしくは、選択した状態の青い帯のどこかを右クリックして、
表示されたメニューから「切り替え」をクリックします。
すると、「真偽値」の値が「false」に変わり、
「状態」のところが、「変更されています」に変わります。
この時点で、タイトルバーが表示されるかと思います。
タイトルバーが表示されているのを確認したら、右上の×印をクリックしてウィンドウを閉じます。
「オプション」ウィンドウの「OK」ボタンをクリックして、
「オプション」のウィンドウを閉じます。
作業は以上です。
タイトルバーを一旦、表示させてみたものの、「やっぱり、非表示の方が良かったので戻したい」という場合は、タイトルバーを表示させたときと同様の手順で「mail.tabs.drawInTitlebar」を再び、ダブルクリックすれば、真偽値が「true」になり、タイトルバーは非表示になります。
まとめ
私は当初、「mail.tabs.drawInTitlebar」の方ではなく、「dom.disable_window_open_feature.titlebar」の方の真偽値を変更して、上手くいかないなあ、と思っていたところ、以下のブログにタイトルバーを非表示にするやり方が書いてあったので、とても助かりました。
It was very helpful. Thank you very much.
英語版の Thunderbird は、デフォルトでタイトルバーが表示されているのかな?
開発の時に表示・非表示の切り替えのチェックボックスをつけ忘れちゃったのかどうかわかりませんが、マイナーアップデートかなにかで、きっと付けてくれるでしょう。
でも、それ以前に、タイトルバーが非表示の場合のデザインを、もうちょっと工夫していただければ、なお助かるのですが・・・
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