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車載の発炎筒の代用として非常信号灯を買ってみました

非常信号灯3機種

ユーザー車検を受ける前に発炎筒の買い替えを検討していたところ、発炎筒の代用品として車検対応の非常信号灯が販売されていることを知りました。本記事はその非常信号灯の3つの機種を購入して実際に触ってみた感想などを書いています。

 

小林総研 非常信号灯 KS-100L3

KS-100L3の外箱と内容物

 

KS-100L3の特徴

  • 27ミリΦタイプの発炎筒用ホルダーと32ミリΦタイプの発炎筒ホルダーの両方に対応している。
  • 白色ライト(懐中電灯)機能が付いている。
  • ステップアップ切替機能がある=「赤色(点滅)」→「赤色(点灯)」→「白色(ライト灯)」の順にスイッチで3つの光り方を切り替えて使うことができる。

KS-100L3の仕様(情報元:小林総研Webサイト様)

点灯時間 約20時間点滅 (懐中電灯機能は約6時間点灯)※新品アルカリ乾電池使用時
LED個数 赤色LED 9個、砲弾白色LED 1個
電源 単四アルカリ乾電池2本
防滴仕様  

 

KS-100L3の透明アダプタとメインスイッチアダプタ

32ミリΦ用の透明アダプタとメインスイッチアダプタ(写真右)を外すことにより、27ミリΦの発炎筒と同じ太さになります。

32ミリΦって、私は見たことがないような気がするのですが、どんな車に使われているのでしょうか?

 

KS-100L3のメインスイッチを外してみたところ

メインスイッチはネジ込み式になっていて、半時計回りに回すと外すことができます。

このメインスイッチの頭部分はマグネットになっていて、車体などの鉄部にくっつようになっています。

ただし、マグネット部の面積が狭いため、車体側面や斜めになっている面では風や振動の影響を受けてしまう可能性が考えられます。

 

KS-100L3の電池の入れ方の方向案内

電池を入れる向きの案内表記は一応あるのですが、ちょっと解りにくいかもしれません。

よく見ると⊕、⊖とレリーフ状に記号表記があります。

付属の電池は動作確認用のため、動作確認後に別途、新品の単4アルカリ乾電池を購入して入れ替えて保管してください、とのことです。

 

KS-100L3は懐中電灯としても使える

KS-100L3は非常信号灯の他に懐中電灯としても使えます。

 

簡単な動画を撮ってみました。※注意!動画内に激しい光の点滅があります。光感受性発作の既往歴がある方は、ご視聴を避けてください。

 

発炎筒とKS-100L3を並べてみたところ

発炎筒と並べてみるとこんな感じです。

 

発炎筒ホルダーにある発炎筒

発炎筒を装着したとき。

 

KS-100L3を発炎筒ホルダーに装着したとき

KS-100L3を装着したとき。

発炎筒の時より若干出っ張ります。

購入後、1か月半ほど経っていますが、今のところ助手席乗降時に蹴飛ばされる事態は生じていないようです。

 

KS-100L3の太い部位の長さ

KS-100L3の太くなっている部位の長さは約48ミリです。

ご注意:KS-100L3と似た見た目のKS-100E3というモデルも販売されていますが、こちらは懐中電灯の機能がないモデルです。

小さな製品ですが、価格の割に工夫が詰まっていると感じました。

 

小林総研 非常信号灯 KS-100L7

小林総研 非常信号灯 KS-100L7の外箱と同梱物

 

KS-100L7の特徴

  • 同じ小林総研のKS-100L3より新しいモデル(製品)である。
  • 27ミリΦタイプの発炎筒用ホルダー専用である。(32ミリΦタイプの発炎筒ホルダーには対応していない)
  • 白色ライト(懐中電灯機能)が付いている。
  • 3モード発光機能がある=「赤色(点滅)」→「白色(ライト灯)」→「白色(ライト灯)と赤色(点滅)の同時点灯」の順にスイッチで3つの光り方を切り替えて使うことができる。(※旧モデルのKS-100L3とは3つの光り方の内容が異なる)

 

KS-100L7の仕様(情報元:小林総研Webサイト様)

点灯時間 連続使用:点滅(赤)約15時間(※新品アルカリ乾電池使用)
連続使用:白色ライト約5時間(※新品アルカリ乾電池使用)
LED個数 LED9灯+1灯
電源 単四アルカリ乾電池2本
防滴仕様 生活防水 IPX3 相当合格品

 

KS-100L7を横から見たところ

KS-100L7は旧モデルのKS-100L3と違って、本体部分の形状が最初から偏心になっていて、発炎筒ホルダーに収納した際に車体と干渉しにくいようになっています。(上の画像では下部が平になっているのですが、わかりますでしょうか)

これは、旧モデルのKS-100L3と違って、27ミリΦの発炎筒ホルダー専用としたことで、このような形状することが可能になったと推測されます。

 

KS-100L7の電池の入れ方の案内表記

電池を入れる向きの案内表記は旧モデルより判別しやすくなっています。

こちらも、同梱されている電池はテスト用なので、新しい単四アルカリ乾電池を別途購入して入れ替えてください、とのことです。

このモデルもバッテリーキャップの頭部分がマグネットになっていて、車等の鉄部にくっつようになっています。

ただし、マグネット部の面積が狭いため、車体側面や斜めになっている面では風や振動の影響を受けてしまう可能性が考えられるのはKS-100L3と同じです。

 

KS-100L7の太くなっている部位の長さ

KS-100L7の太くなっている部位の長さは約53ミリです。

旧モデルのKS-100L3と比較して気になったところ

KS-100L3には製品本体に使い方の説明が書かれているのに対して、KS-100L7には3モード発光の使い方の説明が何もありません。(スイッチのON、OFFの方向記載だけはありますが・・)

購入した人以外が使う可能性もあるため、製品本体に使い方の説明の記載はあった方がいいと私は思います。

これは個体差なのかもしれませんが、私の手元にあるKS-100L7についてですが、早めにバッテリーキャップスイッチを回せば意図したとおりに切り替わるので、実用上は問題ありませんが、「3モード発光」の切り替えのバッテリーキャップスイッチの節度が手元のKS-100L3と比較するといまひとつ良くありません。

新・旧どちらも良い製品だと感じているので、より良い方へ向かっていただければと思います。

ご注意:KS-100L7と似た見た目のKS-100E7というモデルも販売されていますが、こちらは懐中電灯の機能がないモデルです。

また、小林総研のWebサイトによると、KS-100L7の本体は白色ですが、本体が赤色(スイッチ部は黒色)のモデルのKS-100L7(R)も2025年2月に発売とのことです。

※ページの下の方にKS-100L7とITEM No.6904の動画があります。
 

エーモン 非常信号灯 ITEM No.6904

エーモン工業 非常信号灯 ITEM No.6904

ITEM No.6904の特徴

  • 27ミリΦタイプの発炎筒用ホルダー専用である。
  • 発光は、赤色点滅のみである。(懐中電灯機能は付いていない)
  • 非常信号灯の中では比較的安価である。
  • スイッチはボタン式。(スイッチの操作感は、同乗者(特にお子様)による誤操作、いたずら防止・抑制を目的として硬めに設定されているそうです)

 

ITEM No.6904の仕様(情報元:エーモン Webサイト様)

電源

点灯時間 約8時間(新品アルカリ乾電池使用時)
LED個数 高輝度LED 9灯
電源 単4アルカリ乾電池×2本
防滴仕様 IPX3相当

ITEM No.6904を側面から見たところ

側面から見ると下の方に平らな部分があり、発炎筒ホルダーに収納した際に車体と干渉しにくいようになっています。

 

ITEM No.6904の電池の入れ方の方向案内表記

電池を入れる向きの案内表記がありますが、小さい表記なので解りにくいかもしれません。

こちらもやはり、同梱の電池はテスト用なので、新しい単四アルカリ電池を別途購入して入れ替えてくださいとのことです。

こちらの電池キャップの頭部分もマグネットになっていて、車体にくっつけられるようになっています。

エーモンの製品ページには「※車両側面には使用しないでください。」との記載があります。

マグネット部分の面積が狭いため、車体側面だと風などで落ちてしまうから、なのかもしれません。

 

ITEM No.6904の太くなっている部位の長さ

ITEM No.6904の太くなっている部位の長さは約68ミリです。

このモデルの発光は強く感じます。(※個人の感想で機器等で計測した訳ではありません)

 

小林総研 非常信号灯 KS-100L7 と エーモン 非常信号灯 ITEM No.6904の簡単な動画を撮ってみました。※注意!動画内に激しい光の点滅があります。光感受性発作の既往歴がある方は、ご視聴を避けてください。

エーモンの非常信号灯にも懐中電灯機能が付いている「ITEM No.6906」というモデルもあるようです。
 

まとめ

ユーザー車検をきっかけに非常信号灯を購入してみました。

発炎筒は使用期限があるため、買い替えも必要ですし、処分するのにも気を使います。

その点、非常信号灯は電池交換だけで、しばらく使えそうなので良いような気がします。

私は発炎筒を使った経験がないので、非常時に非常信号灯と、どちらが良いのかはわかりません。

それほどかさばるものでもないので、両方積んでおいてもいいのかもしれません。

 

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