こたつがまた壊れました!昨年ヒーターを換えたばかりなのに!という訳で、いままでとは別のメーカーの「取り替えヒーター」を購入して取り付けてみました。
ヒーターユニットを選ぶ
家具調こたつを買ったときは、タイマー付きでした。
そのヒーターが壊れてしまい、同じメーカーのものに交換しましたが、タイマー機能付きの機種は製造をやめてしまったようで、仕方なくタイマーなしのものを使っていました。
それも、2シーズン目で壊れてしまったので、今度は別のメーカーにしてみようと考えました。
私はつい、こたつで寝てしまうことがあります。またスイッチを消し忘れることは絶対ないとは言えません。なので、できれば消し忘れ対策用にタイマー付きのものがいいと考えました。
大手の家電メーカーで取り替え用のヒーターを扱っていないか探しましたが、なぜか見つけられませんでした。
我が家のこたつのヒーターの取り付けスペースは29cm×29cmで、取り付けネジの穴のピッチは20cmなので比較的多く普及しているサイズです。
ネジ穴のピッチとはヒーターユニットをコタツに固定している4本のネジの片側の2つの穴の中心から中心までの間隔のことです。
ヒーターの方式は石英管、ハロゲン、コルチェ、カーボンなどいろいろあるようです。しかし、タイマー機能付きを条件に探すと「メトロ電気工業(株)」さんの1機種しか見当たりませんでした。
購入したヒーターが届きました
「メトロ電気工業(株)」さんのMCU-500E(NCK)という機種を購入しました
ヒューズが本体とコードの2か所についているようです。
この製品は29cm×29cmの取り付けスペースの他に29cm×33cm、33cm×33cmにも対応しています。
外箱に「ヒーター取り付け部分にハードボードがついているやぐら」と記載があります。
ハードボードとは硬質繊維板とも呼ばれ、木質ボードの一種を指すようです。
なんでこんなことが書いてあるんだろうと思ったら、どうやら、こたつのやぐらの中には、ここにハードボードがついていない、中空になっているものも存在するので、その場合はヒーターと布団が直接触れて火災の原因になるから使えませんよ、と言うことのようです。
適合するコタツそのもののサイズの目安については以下のように記載されています。
取り付け方の説明図
33cm×33cmの取り付けスペースの場合は付属のスペーサーを使う仕様です。
内容物はこんな感じです。
※写真を撮り忘れましたが、取扱説明書兼保証書も同梱されています。
ヒーターの裏側に「MADE IN MALAYSIA」とあります。
気候の暖かい国でこたつを作っているってちょっと意外です。
取り付けてみます
まず、壊れてしまったヒーターの4本のビス(ネジ)を緩めて外します。
新しいヒーターを付属の4本のビスで取り付けます。
やぐらの切り欠きのところに電源コードの接続部がくるようにして、
写真は1シーズン使った後に撮ったのでちょっとホコリがついてますが・・・
壊れたヒーターが留まっていたのと同様に4本のビスで固定します。
電源コードを差し込みます。
電源コードのプラグが木枠にぶつかって差し込めない場合は木枠を加工しなくてはなりませんが、ウチのこたつは問題ありませんでした。
※取り付け方の詳細は付属の取扱説明書にも記載があります。
電源を入れてみます。
温度調節を「強」にすると明るく光ります。
「弱」にすると殆ど光らないのでよく見ないと点いているのかどうかわからないです。
消費電力は最大で500W、最小で90Wとなっています。
ICリモコンの使い勝手は?
温度調節は弱から強まで5段階です。
ボタンを押すごとに1段ずつ強い方へ切り替わります。
強の状態でボタンを押すと弱へ戻ります。
1(弱)→2→3→4→5(強)→1(弱)→2→3・・・・というサイクルです。
ですので、1段階温度を下げたいときは「4回ボタンを押す」という作業が必要です。
上げ、下げ、のボタンが独立していた方がいいかなとも思いますが、実用上さほど不自由さは感じません。
以前使っていたスライド式のものより、どの段階か明確に分かるので使いやすいです。
「ちょっと熱いから1にしてくれる?」なんて会話も成立します。
私の家のこたつは長方形で約110×70cmですが、普段は「弱」より1段強い2番目で使っています。1番目の「弱」や3番目にすることもありますが、4番目と5番目の「強」は熱すぎるので使っていません。
その他に「速暖」と「ECO」というモード切替があります。
「速暖」はボタンを押すと5分間だけ最強で運転し、その後は元の設定位置に自動で戻るものです。
スイッチを入れた直後はあまり暖かさを感じないので、つい「最初は強くし過ぎて、しばらくすると熱くなってしまって温度を下げる」ということは私もよくやるので、それを自動でやってくれるボタンです。
「ECO」ボタンは節電モードです。
本来は節電のためのボタンなのだと思いますが、我が家では「2」ではちょっと熱いし、「1」ではぬるい、という時に「2」にして「ECO」ボタンを押すというような使い方になってしまっています。
タイマーは切り忘れ防止のため、5時間後に自動的に電源が切れる仕様です。
電源が切れるまでの時間の変更はできません。
1シーズン使ってみた感想
昨冬1シーズン使ってみましたが、特に不満な点は見当たりません。
壊れてしまったヒーターと比べ、こちらの方が身体が温まるような気がします。
リモコンの操作性や視認性も良好です。
購入3シーズン目に入り、使い始めましたが、いまのところ問題なく使えています。
以前使っていたものは、石英管でしたが、MCU-500E(NCK)は、カーボンヒーターなので、どれぐらい使えるか、また追記したいと思っています。
購入4シーズン目に入り、秋口より使用していますが、いまのところ、問題なく使えています。
購入5シーズン目に入り、10月より使い始めましたが、いまのところ、問題なく使えています。
購入6シーズン目に入り、9月より使い始めましたが、いまのところ、問題なく使えています。
購入6シーズン目半ばにして、あまり暖かくならないようになってきました。
石英管のヒーターのときのように、急にバチッと切れたように壊れたわけではなく、緩やかに暖まらなくなってきたようです。
我が家はコタツの使用頻度が比較的高い方ではないかと感じています。
そのためか、以前使っていた石英管のヒーターは、早いものでは、1シーズン、持って3シーズンぐらいでしたので、5シーズン持てば まあまあ といったところではないかという感じです。
早速、後継機種である、「MCU-501EC(K)」を購入しました。
まとめ
こたつの需要は少なくない筈ですが、ヒーターユニットのみで市販してるメーカーは限られています。
そんな中で電源の切り忘れタイマー機能付きのこの機種は貴重な存在かと思います。
仕様書によると1時間あたりの消費電力量が少なくなっているので、MCU-500E(NCK)より、ほんの少し省エネになっているようです。
同じメーカーで、無段階調節のコントローラーのものもあるようです。こちらは、カーボンヒーターではなく、ハロゲンヒーターになっているようです。ちなみに5時間タイマーは付いていないようです。
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