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トヨタ ラクティスのリモコンキーの電池を自分で交換してみました

車のリモコンキー

車のリモコンキーのスイッチを押しても反応しなくなったので、自分で電池を交換してみました。

電池は自分で交換できる

トヨタの取扱書によるとリモコンキーの電池は自分で交換が可能なようです。
では、それに沿って作業をします。

メカニカルキーを抜く

メカニカルキーを抜く

リモコン側面の「PUSH」と書いてある部分を親指などで押しながら、リングのついたメカニカルキーを引っ張るとメカニカルキーが簡単に抜けます。

 

リモコンキーのカバーの窪み

するとメカニカルキーの頭部分で隠れていたところに窪みがあるのが確認できます。

カバーをはずす

カバーは表と裏の部材が、はめ込んであるだけでネジなどでは固定されていません。

ですので、先ほどの窪みにマイナスドライバーなどの先を差し込んで捻ってこじ開ければ開けることができるのですが、その前にカバーに傷がつかないように布などをドライバーの先に巻いて保護しておきます。

ドライバーを差し込んで捻る

マイナスドライバーで軽く捻るとカバーの表裏に隙間ができます。

外出先などでドライバーの持ち合わせが無い場合は、外したメカニカルキーの先をドライバーの代わりにして開けることもできます。

 

カバーを外す

隙間ができたらドライバーの先を少し右にずらして再度捻ると比較的楽に外れます。
(※上の画像は、位置がわかりにくいので布を外して撮っています。)
あとは開錠、施錠スイッチのある面を上にして両手でそっと引いて外します。

 

キーのカバーを外したところ

すると上の写真のように表裏が外れた状態になります。
まだ、この状態では電池は見えません。

モジュールを外す

次に中央の部品(モジュール)を外します。

モジュールを外す

赤い枠線で囲った内側の部品(モジュール)も、はめ込んであるだけで、ネジなどで固定されているわけではありません。

 

モジュールを取り出す

この部品(モジュール)は、カバーごと裏返しにひっくり返してトントンと軽い振動を加えるか、または、つま先でつまんで持ち上げるようにすれば簡単に外れます。

すぐに外れるのでモジュールを落とさないように気をつけます。
掌で包むようにすると良いかもしれません。

 

モジュールが外れたところ

上の画像がモジュールを外したところです。
やっと電池が見えました。

入っていた電池は「CR1632(3V)」でした。
この電池は特殊なものではなく、広く一般に売られているリチウム電池です。

電池を外す

電池を外す

電池は上の画像のように電池を押さえているバネと反対側の窪みにドライバーなどを差し込んで持ち上げるような感じにすると外れます。

 

新しい電池

交換用の新しい電池を用意します。

 

電池を入れる

電池を入れる

+(プラス)の記号が見える面を表にして、奥のバネを押すような感じではめ込みます。

外す前の画像も参考にしてください。

モジュールをカバーの元の位置にはめ込みます。

カバー側に小さな6か所の突起があります。モジュールの側には、小さな6か所の穴があいています。それを合わせるようにはめ込みます。モジュールを水平に保った状態で、はめ込むと良いかと思います。

モジュールを外したときの画像も参考にしてください。

 

カバーを閉めます

モジュールをはめ込んだら、カバーをかぶせて、はめ込みます。

カバーをはめ合わせます

両手で均等に力を加えれば、パチンとはまります。

 

メカニカルキーをもとの穴に差し込みます。

差し込むときは押し込むだけです。

 

まとめ

以上で電池交換は完了です。
車のドアロックが開閉できるか、また、エンジンがかかるか確認します。

カーディーラーなどに持ち込まずに、安上がりで交換できました。

「使用済みの複数のボタン電池を重ねて保管していたら、発火した」という事例が、パナソニックのWebサイトに記載されています。そこには以下のような注意書きがあります。

包装から取り出した後のボタン電池を保管したり捨てる際には、極間のショートを防ぐために、それぞれの電池の全ての電極にセロハンテープやビニールフィルムなどを貼り付けるなどして、絶縁しましょう。

ボタン電池をネックレスやヘアピン、コイン、鍵などの導電物と一緒に持ち運んだり、保管したりしないようにしましょう。

小さな電池ですが、リチウム電池なので、取り扱いに注意した方が良さそうです。

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