Photoshopのバッチ処理が便利なのは分かっていても、しばらくやらないと、すぐにやり方を忘れてしまい、あれ?どうやるんだっけ?となってしまうので、記事にしておくことにしました。
バッチ処理の手順
いまどき、CS4を使っている人は、いないかもしれませんが・・
今回は、色補正済みのpsd形式の画像をWeb掲載用のjpg形式で保存します。
出力先のフォルダーの作成
デスクトップにフォルダを作成して、任意の名前をつけます。
今回は、「Photoshopバッチ処理」という名前にしました。
このフォルダ内に処理後の画像が出力されるように設定します。
作業の記録
アクションパネルを表示します。
新規アクション作成ボタンをクリックして、新規アクションダイアログを表示します。
アクション名を入力します。
今回は、「psd→jpg60」としました。
「記録」ボタンをクリックして、記録を開始します。
「新規アクション」ダイアログの「記録」ボタンをクリックすると、作業の記録が開始されます。
アクションパネルの下部の左から2番目のボタンが記録中を示す赤い丸の表示に変わっています。
記録する作業を開始します。
メニューの「ファイル」から「開く」を選択してクリックします。
psd形式の画像ファイルをひとつ選択して、開きます。
メニューの「ファイル」から「Webおよびデバイス用に保存」を選択します。
「Webおよびデバイス用に保存」のダイアログでプルダウンメニューから「JPEG」、「やや高画質」をそれぞれ選択して設定し、「保存」ボタンをクリックします。
あらかじめデスクトップに作成しておいた「Photohopバッチ処理」のフォルダを選択して「開く」ボタンをクリックします。
「保存」ボタンをクリックして、画像をjpg形式で保存します。
画像がjpg形式で保存できたら、作業は終わりなので、「再生/記録を中止」ボタンをクリックして、記録を停止します。
アクションパネルの中の下の方に「psd→jpg60」というアクションが記録されているのがわかります。
バッチ処理
早速、記録したアクションを使って、バッチ処理を行ってみます。
メニューの「ファイル」から「自動処理」→「バッチ」とたどって「バッチ」を選択します。
表示されたバッチダイアログの「アクション」のプルダウンメニューから、先ほど記録した「psd→jpg60」を選択します。
「ソース」のすぐ右隣にある プルダウンメニューで「フォルダ」を選択します。
次に、そのすぐ下にある「選択」ボタンをクリックして表示される「フォルダーの参照」のダイアログでソースフォルダ、つまり、これから処理をする画像が入っているフォルダーを選択します。
今回は、「補正済み」フォルダを選択します。
「実行後」のすぐ右隣にある プルダウンメニューで「フォルダ」を選択します。
次に、そのすぐ下にある「選択」ボタンをクリックして表示される「フォルダーの参照」のダイアログで実行後の出力先のフォルダを選択します。
今回は、先ほどデスクトップに作成しておいた、「Photoshopバッチ処理」のフォルダを選択します。
「アクション」の選択と、「ソース」フォルダと「実行後」のフォルダを選択したら、バッチダイアログの右上の「OK」ボタンをクリックします。
このとき、「ソース」の欄の「”開く”コマンドを無視」と「実行後」の欄の「”別名で保存”コマンドを省略」のチェックボックスにチェックは入れておくみたいです。(記録した作業に含まれているから?かもしれません。)
これで、ソースフォルダ内にあるpsd形式の複数の画像をPhotoshopがデスクトップに作成した「Photohopバッチ処理」というフォルダに自動的に一括処理でjpg形式にして保存してくれます。
処理速度は、画像ファイルのサイズや処理内容、またPCのスペックにもよるのかとは思いますが、私の環境では画像1点あたり1~2秒程度のようなので、30点でも1分程度あれば、作業が完了するので便利です。
ドロップレットの作成
バッチ処理用のドロップレットも作れるようなので、試してみました。
メニューから「自動処理」→「ドロップレットを作成」をクリックします。(この辺りは、きっと新しいバージョンのPhotoshopだと変わっているのかもしれません。)
ドロップレットの名前と、どこに作るのかを指定します。
今回は、デスクトップに作成します。
「ファイル名」のところに入力した文字列がドロップレットの名前になります。
「実行」の欄の「アクション」のプルダウンメニューからアクションを選択します。
今回は、先ほど作成した「psd→jpg60」を選択しました。
「実行後」のすぐ右隣にある プルダウンメニューから「フォルダ」を選択します。
「実行後」の欄の「選択」ボタンをクリックして表示される「フォルダーの参照」のダイアログで出力先のフォルダを選択します。
今回は、バッチ処理の時にデスクトップに作成した「Photoshopバッチ処理」を選択しました。
ダイアログ右上の「OK」ボタンをクリックして、ドロップレットを作成します。
今回は、作成位置をデスクトップに指定したので、デスクトップにドロップレットが作成されています。
選択した複数の画像をドロップレットにドラッグするだけで、Photoshopが起動して選択したアクションの処理が行われます。
まとめ
いざ、バッチ処理をやろうとすると、やり方を忘れていることがあるので、備忘録です。
バッチ処理については、以下のサイト様をいつも参考にさせていただいています。
DEGITAL FAN 様
有用な記事をありがとうございます。
DEGITAL FAN 様につきましては、現在は該当ページが見当たらなくなっているようですが、お世話になりました。
コメント
リフィトリー様
知り合いが表示される、パイオニアの固定電話、いいですね。
これなら、ナンバーディスプレイに毎月440円払わなくても済みますね?
私もTPリンクのルーター中継器を使っています。
コンセントとか、取り付け工作とか、素晴らしいDIYですね。
フォトショップは私のレベルではわからないので、拝読しただけになりました。
猫
猫ちゃんさん
パイオニアの固定電話機ですが、「知り合い専用」機能を利用するには、「ナンバー・ディスプレイ」の契約が要るようです。
また、「おまかせガード」機能でも、「ナンバー・ディスプレイ」を契約していないと、している場合とは、同じようにならないようです。
ですので、「ナンバー・ディスプレイ」代の節約には、ならないため、記事に注意文を記載しておきました。
その点を記事に書き洩らしていたので、とても助かりました。
ありがとうございました。
なお、WordPressのアップデートに関するコメントは、Cocoonのフォーラムの続きなので、割愛させていただきました。
ご了承くださいませ。
リフィトリー様
そうだったんですね。
やはりパイオニアの電話機を使っても、440円のナンバーディスプレイ代はかかるんですね。
分かりました。ありがとうございます。
私はキーボードをスラスラ打てないので、今はもっぱら、無料のアプリ「ボイスイン」を入れて、今もこのメールをGoogle Chrome 拡張機能の音声機能で入れています。
昨年コクーンのわいひら様に音声認識機能について問われて、そこから Google ドキュメントやボイスインアプリを知ることができて、キーボード入力の遅い自分の方が去年から本当に助かってしまっています。
リフィトリー様にも iPhone の句読点が可能ということを教えていただき、iPad を買い、仕事にとても役立っています。
久しぶりにコクーンフォーラムを見たら、リフィトリー様のアイコン画像が素敵な葉っぱになっていました。
またコクーンの回答者として、テニスのグランドスラムの優勝カップのような、わいひら様からの認定レッドカップがあったので、私まで嬉しかったです。
フォーラムへの投稿数によって、認定の英語も進化していくんですよね。
わいひら様のアイディアってすごいなーと思って見ています
本当にいつも、コクーンと 、わいひら様と私達ブログ初心者の為にのために、たくさんの時間を提供して解答してくださりありがとうございます。
これからもご活躍なさってください。
このメールの要不要はリフィトリー様が自由に添削削除判断なさってください。
私信のようなものを投稿してすみませんです。
2月の一番新しい Excel 記事を読もうとしたら403になって読めなかったのでここから投稿してしまいました。
猫
猫ちゃんさん
Gooleドキュメントの音声認識も実用レベルなんですね。
フォーラムの認定カップ?は、おそらく、プラグインの wpForo の仕様なんじゃないかと思います。
5,000投稿で赤カップになるのかもしれません。
かうたっくさんがお忙しいようなので、つい、書きこんでしまいましたが、この頃は、回答してくださる方が増えているのが頼もしい限りです。
私は、他の用事のため、フォーラムへの投稿は減ってしまいそうです。
リフィトリーさま
コメントも新しい記事も読めるようになりました。
対応ありがとうございます。