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「知り合い専用」機能搭載の固定電話機 Pioneer TA-SA36S(W) を買ってみました

pioneer TF-SA36S(W) 電話機

自宅の固定電話機の液晶の文字が見えなくなってしまったので、「知り合い専用」機能搭載の固定電話機Pioneer TA-SA36S(W)に買い替えてみました。「知り合い専用」機能は、電話機の電話帳に登録した電話番号からかかってきた場合だけ呼び出し音を鳴らす機能です。

長年使っていた電話機の液晶画面の文字が読めなくなりました

20年近く使っていた電話機の液晶画面が判読不能になってしまいました。

NTTの「ナンバー・ディスプレイ」サービスを利用しているのですが、呼び出し音が鳴っても誰からなのか全くわからなくなってしまいました。

pioneer TF-LS700 電話機

長年お世話になった pioneer TF-LS700 電話機

子機の方は、既に使えなくなっていたので、親機の液晶画面を頼りにしていたのですが、致し方ありません。

買い替えることにしました。

Pioneer TA-SA36(W)を購入

長年使ったいた電話機がパイオニア製だったから、ということもあって、他のメーカーも含めて用途に合った電話機を探していたら、ちょうど良さそうな Pioneer TA-SA36(W)という電話機が見つかりました。

pioneer TF-SA36S(W) 電話機の各パーツ

箱から取り出すとこのようなパーツの構成になっていました。

親機の受話器のコードをソケットに挿すなどして組み立てます。

 

pioneer TF-SA36S(W) 本体コードソケット部

組み立てに関しては、特に難しい作業はありませんでした。

電話線のコードはガイドに挟むことができます。

 

pioneer TF-SA36S(W) 子機ニッケル水素電池接続部

子機のニッケル水素電池は、子機側に「赤」「黒」の文字があるのでコードの色を確認して間違えないようにソケットに挿し込みます。

この電池のコードの取りまわしに、少しだけ手間取りました。

 

pioneer TF-SA36S(W) 親機のサイズ

親機のサイズは、横幅:約162mm 奥行:約183mm で、比較的コンパクトな方ではないかと思います。

 

pioneer TF-SA36S(W) 親機の側面

側面から見るとよくわかるかと思いますが、このように天面に傾斜がついています。

 

pioneer TF-SA36S(W) 子機

子機は、特に特徴というほどのものはないような気もしますが、親機で登録した電話帳を子機にコピーすることもできるようになっています。

 

pioneer TF-SA36S(W) 子機の側面

子機を横から見たところです。

 

「知り合い専用 」機能

この Pioneer TA-SA36(W)には、「知り合い専用」機能が搭載されています。

pioneer TF-SA36S(W) 知り合い専用ボタン

「知り合い専用」機能は、電話機の電話帳に登録してある電話番号以外から電話がかかってきたときは、呼び出し音を鳴らさない機能です。

もちろん、電話機の電話帳に登録してある電話番号からかかってきた電話は、普通に呼び出し音が鳴ります。

知らない人(親機の電話帳に登録されていない番号)からの電話は、呼び出し音が鳴らないのです。

では、電話機の電話帳に登録されていない人が電話をかけてきた場合には、どのような応対になるのかと言うと、「申し訳ありませんが、こちらの都合により、電話をお繋ぎすることができません。」と自動音声で応答してくれます。

以下は実際の音声です。

♪「知り合い専用」機能 自動応答メッセージ♪

 

この「知り合い専用」機能の設定はとても簡単で、「知り合い専用」ボタンを長押しするだけで、ON、OFFの切り替えができます。

ONになっているときは、ボタンが青色に点灯します。

お年寄りだけの世帯や子供だけで留守番をするときなど、この機能が役立つ機会は少なくないのではないかと思われます。

私も身近な人から、実際に振り込め詐欺にあったときの話を聞く機会がありましたが、やはり手口はかなり巧妙であったということでした。

そういった犯罪を未然に防ぐという観点からも、この機能は有効なのではないかと思われます。

取扱説明書によると「知り合い専用」機能を利用するには、NTTの「ナンバー・ディスプレイ」の契約が必要、とあります。
また、NTT以外の契約では、NTTの「ナンバー・ディスプレイ」相当のサービスの利用が必要のようです。
 

おまかせガード 機能

「知り合い専用」 機能の他に「おまかせガード」 機能というのもあります。

「おまかせガード」を設定すると、親機の電話帳に登録されていない電話番号から電話がかかってきたときに、相手に「恐れ入りますが通話を録音します。」とメッセージが流れてから呼び出し音が鳴ります。

以下が実際の音声です。

♪「おまかせガード」機能 自動応答メッセージ♪

 

このとき、電話に出ると通話が自動で録音されます。(取扱説明書には最大5分との記載があります。)

私がとても良いと思ったのは、このときの電話の呼び出し音です。

「おまかせガード」を設定した場合は、親機の電話帳に登録されていない相手からかかってきたときの呼び出し音が、電話帳に登録されている相手のときと違う呼び出し音になります。

この呼び出し音が傑作です。

まるで、警報のような音なのです。

以下は実際の音です。

♪「おまかせガード」機能設定時、親機の電話帳に登録されていない番号から電話がかかってきたときの呼び出し音♪

この呼び出し音だと、とりあえず警戒しなくては、という気持ちになります。

 

ちなみに、デフォルトの呼び出し音は以下の音です。

♪デフォルトの呼び出し音♪

 

「おまかせガード」機能の設定は、「知り合い専用」機能のようにボタン一つで、という訳ではありませんが、簡単に設定することができます。

先ず、「メニュー」のボタンを1回押します。

pioneer TF-SA36S(W) 操作ボタン

 

次に▲▼ボタンのどちらかを押して「ガード設定」を選択して、

pioneer TF-SA36S(W) おまかせガード設定

「決定」のボタンを押します。

 

さらにまた、▲▼のボタンを押して、「オマカセガード」を選択して、

pioneer TF-SA36S(W) おまかせガード設定

「決定」ボタンを押します。

 

▲▼を押して「ON」を選択して、

pioneer TF-SA36S(W) おまかせガード設定

「決定」ボタンを押します。

「再生/停止」ボタンを押して設定を終了します。

pioneer TF-SA36S(W) おまかせガード設定

「おまかせガード」を設定すると、液晶画面に「おまかせ」と「ガード」が表示されます。

取扱説明書によると、「おまかせガード」機能は、「ナンバー・ディスプレイ」をご利用でない場合も、ご利用いただけます。ただし、この場合は、通常の呼び出し音が15秒間鳴り、そのあと相手にメッセージが流れて専用の呼び出し音(ピーローピーロー)が鳴り始めます。専用の呼び出し音が鳴りましたら電話に出てください。また、かかってきたすべての電話にメッセージが流れます。

と、ありますので、NTTの「ナンバー・ディスプレイ」の契約、または、NTTの「ナンバー・ディスプレイ」相当のサービスを利用していない場合は、契約、または、利用している場合と全く同じ機能とはならない、ということのようです。

 

TA-SA36シリーズ

この電話機は「TA-SA36シリーズ」の中の1機種となっているようですが、シリーズと言っても、子機1台付きと子機2台付のそれぞれに、ホワイトとブラウンのカラーがある、というシンプルな構成のようです。

子機の台数 電話機の色
子機1台付き ホワイト
ブラウン
子機2台付き ホワイト
ブラウン

まとめ

携帯電話が普及している昨今では、固定電話の利用頻度は低くなっているので、いっそ、無くしてしまってもいいのかもしれないと思うこともありますが、やはり、携帯電話とは、使い分けたい場面も、まだあります。

かと言って、勧誘の電話や振り込め詐欺など、望まぬ相手からかかってくることも想定しなくてはなりません。

pioneer TF-SA36S(W) ボタンが点灯

「知り合い専用」機能は、電話は、かかってきたら、呼び出し音が鳴るもの、という従来の常識にとらわれない、新しい発想の機能だと思います。

また、「おまかせガード」も、実際に使ってみると、呼び出し音で電話帳に登録のない相手かどうか、すぐにわかるので、とても便利です。

pioneer TF-SA36S(W) 液晶表示

親機のデザインもシンプルで、数字ボタンのフォント(書体)も、癖がなく親しみやすいものです。

電話帳は漢字での登録もできるようになっています。

 

 

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