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私が野良猫を撃退?した方法

野良猫のイメージ画像

イメージ画像です Photo by 2000ピクセル以上のフリー写真素材

朝、玄関のドアを開けたらなんか臭い。どうやらまた野良のヤツにやられたようです。
私の対処した方法をご紹介します。

 

猫について

私は猫は嫌いではありません。
子供の頃、猫を飼っていたので、なんとなく親しみを感じます。

しかし、今回は我が家の狭い敷地に何か所もされてしまい、悪臭が漂って金蠅が飛び交っている状態です。たくさんあって処理するのも容易ではありません。どうやら、複数犯のようです。

猫が嫌いじゃないと言っても、野良猫の公衆トイレを運営する気はありません。

さすがにこれは何とかしないと・・・

 

撃退方法を調べます

どんな方法があるのでしょうか?
猫に悪気はなく、ここがトイレだと思っているんだろうと思われますが、一旦トイレと決めた場所にはかなり執着するようです。
猫を傷つけずに追い払えればそれでいいんですが・・・

忌避剤
猫の嫌いな匂いを発する粉や固形物などを地面に撒く方法です。
よく見かけるトゲトゲもこれに類するのかもしれません。
超音波
センサー式のスイッチのついた、超音波を発する機械です。
猫の嫌がる音を出して追い払います。
スプリンクラー
こちらもセンサースイッチのついたもので、水道につないで使います。
猫を感知するとスプリンクラーが作動する仕組みです。
庭が広い場合などに適しているかもしれません。
スプレー
センサーが猫を感知すると、警告音が鳴り、スプレーガスを噴射して追い払います。

 

購入しました

検討した結果、私はこれを購入しました。

猫まわれ右びっくりスプレー

猫まわれ右びっくりスプレー

殺虫剤などでお馴染みのフマキラーの製品で、センサーが猫を感知すると警告音が鳴り、ガスが噴射され、猫を追い払うという商品です。

スプレーですが、ガスに殺虫剤のような毒性は無いようです。スプレー成分はLPGとなっています。スプレー缶は交換が可能です。

猫の額ほどの敷地ではありますが、家の裏手の分も要るので2つ購入しました。

この製品は単3電池を使用するのもと単4電池を使用するものの2種類が存在するようですが、単3電池を使用するものの方が新しく、性能も改良されているようです。

 

猫まわれ右びっくりスプレー

 

説明書に従って上部(本体)を外して、さらに電池カバーを外します。

猫まわれ右びっくりスプレー電池

単三電池が4本、あらかじめセットされています。電池を押さえながら電池の端のフィルムを引き抜きます。
電池カバーを元どおりにスライドさせてはめ込みます。

下(スプレー缶)部の白いキャップを外し、上部を回しながらはめ込めば準備完了です。

 

猫まわれ右びっくりスプレー外観

屋外専用です

 

それともう一つ、こちらも併せて購入しました。

犬猫まわれ右

犬猫まわれ右

こちらは、撒いて使う粒状の忌避剤です。
主に犬猫が嫌う匂いで、寄り付きにくいようにするものです。

 

スプレーを設置してみます

スプレーを試してみます

外でスプレーのスイッチを入れてテストしてみます。
赤のランプが点滅に変わったらスタンバイOKです。

自分にかからないようにセンサーの前に手をかざしてみると、警告音が鳴り、ガスをプシューッ!と噴射しました。人間でも、ちょっとびっくりします。

なお、このスプレーには一時停止モードがあり、機械の近くで手をたたくと、3分間センサーの反応と噴射が止まるようになっています。

しかし、この一時停止モードがうまく作動しないことがありました。そんな時はサッと近づいてスプレーを噴射する前にスイッチを押して切ってしまえば問題ないようです。

スプレーの設置

被害のあった2か所に設置します。

設置は説明書にある注意書きに従って設置します。

特に気をつけたいのはスプレーのガスが可燃性である点です。

給湯器等に向けて設置してはいけません。また、スプレー缶なので高温になる場所もダメです。説明書にも「火のそばや高温になると破裂するおそれがある」との記載があります。

夏の炎天下の陽当たりの良い場所なども、かなり高温になるので、危険だと思われます。

また、身近に小さなお子さんがいる場合も要注意です。誤ってスプレーを眼に浴びてしまう、などということが起こらないように十分に注意して設置しましょう。

 
センサー感知距離は2~3メートル、感知角度は90度、スプレー噴射距離は1~2メートルとなっています。

同時に「犬猫まわれ右」も撒いておきます。独特の匂いがします。
人によって感じ方は違うと思いますが、あまりいい匂いではありません。

 

効果の程は?

翌日からスプレーを設置した場所には被害がなくなりました。
しかし、「犬猫まわれ右」を撒いておいたのにも関わらず、スプレー設置場所以外に被害がありました。

対策として、スプレーを1台増設したところ、被害はなくなりました。

実際、警告音の後のスプレーの噴射音と同時に慌てて斜めになって走って逃げる猫を目撃しました。

センサーについては、通り過ぎるバイクなどに反応する場合もありますが、誤動作は少ないのではないかと感じています。設置の仕方や向きを工夫すれば猫以外への噴射が少なく済むのではないかと思います。

 

2017年7月9日追記:「猫まわれ右びっくりスプレー」について

このスプレーは、降雨時に、ランプが点きっぱなしでセンサーが反応しなくなる場合があります。(雨が上がるとセンサーが反応するようになるようです。)降雨時の挙動については説明書に記載が見当たらないので、それが正常な状態なのかどうかは良くわかりません。

説明書によると防雨設計(JIS規格:IPX3)ではあるものの、完全防水ではないとの記載もあります。

ほとんどの猫は水に濡れるのを嫌うので降雨時は軒下などの雨が当たらない乾いた場所で用を足す傾向があるようです。

ですので、私は降雨時や雨が予想される場合などは、スプレー自体も雨の当たらない場所などに設置するなどして対処しました。

電池交換時期については緑のランプが点灯して知らせてくれるのですが、交換した使用済みの電池を懐中電灯にセットしてみたら点灯したので、少し残量があるようです。

私はバッテリーチェッカーを持っていないので、正確な残量が、わかりませんが、お持ちの方は電池を捨てる前に測ってみてもいいかもしれません。

ウイークポイントも無い訳ではありませんが、現状、このスプレーに代わる競合商品も見当たりませんし、商品のアイデア自体は、とても良いと私は思います。

あと、あまり広い庭やスペースはカバーできないので、不向きだと思われます。

 

まとめ

我が家のような狭い庭(実際には庭と呼べるほどのものではなく、建物が建っていない空スペース)の場合では「猫まわれ右びっくりスプレー」は効果があると思いました。

センサーの誤感知も全くないわけではありませんが、十分実用範囲かと思いました。

スプレー缶は設置した3つのうち、一番早いもので、3週間弱で取り換え時期のランプが点滅しました。これは、設置場所の違いやセンサーの感知頻度によるものなのであまり指標にならないかもしれません。

「犬猫まわれ右」の方は、これだけだと被害をなくすのは難しいのではないかと思いました。この匂いとスプレーなど猫が嫌な体験をするものを組み合わせることで効果を生むのではないかと思います。

とりあえず、我が家の被害はなくなりましたが、野良猫がいなくなったわけではありません。被害がご近所に移動してしまうという懸念もあります。
今後も継続して対策を考えなくてはいけません。

なお、この「猫まわれ右びっくりスプレー」には1年間のメーカー保証がついているので、保証書と領収書は、なくさないように保管しておくといいと思います。

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