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ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えてみました

OCN モバイル ONE 申し込み

申し込みのときの注意点

ドコモのMNP予約番号の有効期限は予約番号の申し込みをした日を含めて15日間となっています。

ところが、MNP予約番号を利用して「OCN モバイル ONE」の申し込みをする場合は、予約番号の有効期間が12日間以上残っている状態でないと手続きができません。

MNP予約申し込み日程表

 

ですので、ドコモにMNP予約申し込みをした当日と翌日、翌々日の3日間のうちに OCN モバイル ONE を申し込まなければ、申し込み手続きができなくなってしまいます。

私の場合は、それを過ぎてしまったため、再度ドコモに予約番号を発行してもらうことになってしまいました。

OCN モバイル ONE のSIMカードは、申し込みの日から1週間程度で届くことになっています。私の場合は、申し込んだ日の3日後に宅配便で届きました。

さらに、MNP予約番号の有効期限の3日前までに OCN モバイル ONE の開通手続きを行う必要があります。

SIMカードに同封されていた案内に

  • (開通手続きの)お申し込み可能期間は、SIMカードが届いた日からMNP予約番号有効期限の3日前までです。
  • MNP予約番号の有効期限の3日前を過ぎた場合は、MNP予約番号の有効期限の前日を目途に自動的に開通します。
  • 開通手続き後は移転元事業者のSIMカードはご利用いただけませんのでご注意ください。

と説明されています。

「自動的に開通する」ということは、自分が意図しないタイミングで、同時にMNP予約番号を発行してもらった会社の解約も自動的に行われてしまうので注意が必要です。

最初の失敗を踏まえて、2回目はMNP予約番号を発行してもらった後で、同じ日に OCN モバイル ONE を申し込みました。

そのため、開通手続きも余裕を持って行うことができました。

この記事内容は、私が OCN モバイル ONE の申し込み手続きをした時点(2018年1月)のものですので、月日の経過で変更されるかもしれません。ですので、ご自身で OCN モバイル ONE に問い合わせをされるのが確実かと思います。

2019年11月20日から、従来からの「日次・月次コース」に加えて、「新コース」が設定されました。

「新コース」は従来のコースより、月額基本料金が若干低く設定されていたり、最低利用期間が無いなどの違いがあるようです。

また、「従来のコース(新コース以外の日次・月次コース)」と「新コース」では、スマートフォンにインストールするプロファイルが別のものとなっており、価格だけではなく、通信技術的な面での仕様も若干異なるコースとなっているようです。

2020年1月現在、「従来のコース(新コース以外の日次・月次コース)」と「新コース」のどちらのコースも新規での申し込みが可能となっています。

「従来のコース」と「新コース」の価格面での違いは、わかりやすいのですが、通信技術面での仕様の違いは、なかなか理解が難しいと私は感じています。

この記事の3ページ目の最後の方にコース選択の参考となるリンクを載せておきました。

申し込みのときに用意したもの

OCN モバイル ONE の申し込みは、一部の家電量販店やGEOなどの店舗でもできるようですが、私は自宅のパソコンを使って OCN モバイル ONE のWebサイトで行いました。

私のようにSIMカードを3枚借りて、家族でパケットを分け合う場合でも、OCN モバイル ONE の申し込みフォームで手順を追って入力していったら、問題なく申し込むことができました。

その際、用意したものは、

  • NTTドコモで発行したもらった3つのMNP予約番号(家族3名分)
  • 私の本人確認書類
  • クレジットカード

です。

SIMカードの規格は前述したように既に確認済みでした。

家族で音声対応SIMカードを1枚ずつ使う場合は、申し込みのときに家族の名前等も登録していきます。

申し込む前に疑問点や心配な点があるときは、OCN モバイル ONE のWebサイトのチャットサービスで質問すると丁寧に教えてくれます。私も利用しました。最初はシステムによる自動応答ですが、自動応答で対応できない内容の場合は、オペレーターが応対してくれます。(オペレータによるチャット受付時間:10:00~19:00(日曜・祝日・年末年始を除く)

SIMカードが届いたら

SIMカードが届いたので、私のスマホから順に開通手続きを行いました。

私の携帯電話番号の OCN モバイル ONE の開通手続きを先に行ったら、いままで契約していたドコモが全て解約になってしまい、まだ開通手続きをしていない家族のスマホは使えなくなってしまうのではないかと心配でしたが、そんなことはありませんでした。

家族のスマホは、私が開通手続きをした2日後に開通手続きをしたのですが、その間はドコモのまま使えていました。

開通手続きの手順

iPhone の場合は開通手続きをする際、Wi-Fi環境が必要です。私が行った開通の手順は以下の通りです。

  1. パソコンで http://s.ocn.jp/mnp01 にアクセスし、画面の案内に従い ログイン。MNP開通のお申込み画面にて開通手続きを行う発信番号(携帯電話の番号)を選択して申し込む。
  2. iPhone のSIMカードを入れ替える。
  3. 開通手続きをする iPhone で、SIMカードに同封されている説明書のQRコードを読み取る、もしくは、http://s.ocn.jp/ltecfg へアクセスし、iPhone に OCN モバイル ONE の構成プロファイルをインストールする。
  4. iPhone のWi-Fi設定をOFFにしてインターネットに接続できているか確認する。

私は Android 端末を持っていないので、Android 端末での設定の経験がありません。Android端末での手順もSIMカードに同封されている「OCN モバイル ONE の設定等に関するご案内」に、記載されています。

SIMカードの入れ替え

SIMカードを取り出すための「SIM取り出しツール」は、iPhone を買ったときの箱に入っていました。

iPhoneのSIMカードを取り出すピン

iPhoneに附属のSIM取り出しツール

このツールは、通販サイトなどでも売っているので、なくしてしまっても買うことができるみたいです。

Apple の iPhone 6s のユーザーズガイドには「ペーパークリップまたはSIM取り出しツール」と記載されていてクリップの図も載っているので、事務用のクリップをちょっと曲げれば代用できそうです。

iPhone の「スリープ/スリープ解除ボタン」を長押しして iPhone の電源をOFFにします。

iPhoneの電源をOFFにします

 

iPhone 6s では、右側面にSIMカードが格納されています。

ピンでiPhoneのSIMトレイを外す

右側面の「SIMカードトレイ」の穴にツールの先を挿れると「SIMカードトレイ」が出てきます。

 

iPhone6sのdocomoのnano SIMカード

トレイに乗った、docomoのSIMカードが出てきました。

私はうっかりSIMカードを床に落としてしまって、カードの向きや表裏がわからなくなったかと焦りましたが、よく見てみると、この向きでなければトレイに収まらないようなカタチになっています。

 

SIMカード台紙からSIMカードを切り離す

送られてきた OCN モバイル ONE のSIMカードを台紙?からそっと切り離します。OCN モバイル ONE の説明書では、手袋の使用を推奨しています。

このSIMカードの台紙は、後でWi-Fiスポットの設定を行うときに必要になるので、捨てずに保管しておきます。(Wi-Fiスポットのサービスは、2021年5月31日(月曜)をもって終了となるようです。)

 

OCNモバイルONEのSIMカードをSIMトレイにセット

OCN モバイル ONE のSIMカードをSIMカードトレイにセットします。

 

SIMカードトレイをiPhoneに挿します

SIMカードトレイをiPhoneに挿して完了です。

 

プロファイルのインストール

SIMカードを入れ替えたら、次は構成プロファイルをダウンロードしてインストールします。

SIMカードに同封されている「OCN モバイル ONE の設定等に関するご案内」の用紙の案内に従って作業をします。

iPhone と Android では作業内容が異なります。iPhone の場合はWi-Fi等のインターネットに接続できる環境が必須となっています。

スマホで「OCN モバイル ONE の設定等に関するご案内」の用紙にあるQRコードを読み取り、

案内の用紙のQRコードを読み取る

http://s.ocn.jp/ltecfgへアクセスするとプロファイルのインストール画面が表示されます。

2019年11月20日から提供された「新コース」と「新コース以外のコース(日次・月次)」では、インストールするプロファイルが異なるので、注意が必要です。

契約したコース用のプロファイルであることを確認してインストールされるのがよろしいかと思います。

 

プロファイルのインストール画面が表示される

プロファイルのインストール画面が表示が表示されるので「インストール」をタップします。

 

承認の画面で次へをタップ

承諾の画面で「次へ」をタップします。

 

警告の画面でインストールをタップ

警告の画面で「インストール」をタップします。

 

インストール完了の画面

構成プロファイルのインストールが完了しました。

 

iPhone のコントロールセンターでWi-FiをOFFにします。

iPhoneのWi-FiをOFFにして接続を確認

iPhone の画面の左上に「docomo 4G」と表示されていれば、開通手続きの完了です。

 

アプリのインストール

「OCNでんわアプリ」をインストール

「OCNでんわアプリ」をインストールします。

OCNでんわのアイコン

「OCNでんわ」とは、OCNモバイルONEの音声対応SIMを契約したユーザーが、電話をかけるときに「OCNでんわ」アプリから発信するか、相手の電話番号の先頭に「0035-44」を付けることで通話料が半額になるサービスです。

「OCNでんわ」を使うと通常30秒20円(税別)のところ、30秒10円(税別)で通話できます。なので、使わない手はありません。

iPhone の場合はApp Storeで「OCNでんわ」で検索するとすぐに見つかります。

オプションの「10分かけ放題プラン」などもこのアプリから発信するか、相手の電話番号の先頭に「0035-44」を付けることが条件となっています。

「OCNでんわアプリ」はユーザーが許可をすることにより、連絡先アプリと連携させることができるようになっています。

但し、110番や119番などの緊急電話にはかけられません。また、一部かけられない電話番号もあります。緊急電話にかけるときは、このアプリは使わずに通常の電話アプリからかける必要があります。

「OCN モバイル ONEアプリ」をインストール

次に「OCN モバイル ONEアプリ」をインストールします。

OCNモバイルONEアプリのアイコン

こちらのアプリでは、使用したデータ量を確認したり、設定の変更(コースの変更、ターボのON,OFFの切り換え、通信容量の追加、等)を行ったり、料金の明細を確認したりすることができます。

こちらも、iPhone の場合は、App Storeで「OCN モバイル ONE」で検索するとすぐに見つかります。

Wi-Fiスポットの設定

OCN モバイル ONE では全国に約82,000箇所あるWi-Fiスポットを無料で利用することができます。

この「約82,000箇所」というのは、結構な数で、私の住んでいるエリアにもこのWi-Fiスポットが点在しています。

この OCN モバイル ONE のWi-Fiスポットに接続しているときは、データ使用量にカウントされずに済むので、データ使用量の節約になります。

このWi-Fiスポットを利用するためには、申し込みが必要です。

MNP転入で OCN モバイル ONE 音声対応SIMを契約した場合は、開通後10日程度で申し込みができるようになるそうです。

私の場合は、パソコンから申し込みをしましたが、現在では、スマホにインストールした「OCN モバイル ONEアプリ」から申し込めるようになっているようです。

申し込みの手順については、以下の OCN モバイル ONE のWebサイトに詳細な案内が記載されています。iPhone と Android では若干手順が異なるようです。

Wi-Fiスポットのサービスは、2021年5月31日(月曜)をもって終了となるようです。
 
次のページでは、実際に OCN モバイル ONE を使ってみた感想を書いています。

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