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ドコモからOCNモバイルONEに乗り換えてみました

docomoからOCNモバイルONEへ乗り換えのイメージイラスト

NTTドコモの携帯電話の2年の契約の満了月が近づいてきました。同じ条件で契約を更新すると月々の利用料は今より高くなってしまうとのことなので、ドコモで購入した iPhone を利用して、OCN モバイル ONE へ乗り換えてみました。

docomoの契約期間が満了

NTTドコモの携帯電話の2年契約の満了月が近づいてきました。契約時に購入した iPhone の分割払いが終わるので、契約を更新した場合は料金が少し安くなるかと期待してドコモショップで確認してみました。

すると、分割払いが終わると「月々サポート(割引)」もなくなるので、月々の料金は逆に高くなるとのこと。

2年目に入ったときに月々の支払額が1年目より、かなり増えているのに、更にまた高くなるとは・・・

年毎に段々高くなる料金

ドコモのサービスには何ら不満はないのですが、どうやら、乗り換えた方が良さそうな感じです・・

NTTドコモの携帯電話の2年契約では、契約満了月の翌月と翌々月の2ヶ月間は解約しても解約料がかからないので、その間が乗り換えのチャンスです。

我が家ではドコモの携帯電話とドコモ光の両方を利用していましたが、ドコモ光については、携帯電話の契約を全て解約し、ドコモ光だけになってしまった場合でも契約の更新が可能です。

ドコモから、「携帯電話の契約を解約することでドコモ光とのセットでの割引が適用されなくなりますが、よろしいですか」というようなアナウンスがありましたが、セットで割引になっていたのは、携帯電話のパケットパック(データ使用料)の方で、ドコモ光の方ではありません。

我が家はドコモ光にする以前は、NTT東日本のフレッツ光を契約していました。

このNTT東日本のフレッツ光から「光コラボレーション」と呼ばれる仕組みを利用してドコモ光に転用した訳ですが、この「光コラボレーション」というのは、一度、利用してしまうと、元のフレッツ光に戻ったり、別の光コラボレーション事業者に乗り換える場合には、かなりの手間と費用を要する「一方通行」のような仕組みになっています。

一方通行のイメージイラスト

家の固定電話を光電話にしている場合は、その手間と費用は更に上乗せされてしまいます。

ですので、こちらは乗り換えずに、そのままドコモ光の契約を更新することにしました。

2019年7月1日より、既に光コラボレーションの制度を利用している人も、別の光コラボレーション事業者へ「事業者変更」ができるようになったようです。

これは、契約中の光コラボレーション事業者から「事業者変更承認番号」を発行してもらい、乗り換え先である、別の光コラボレーション事業者へ引き継ぐ新たな制度です。

この新たな制度により、利用者が光コラボレーション事業者を乗り換える際の負担は大幅に軽減されると推測されます。

ただし、光コラボレーションの契約も2年契約となっているケースが多いため、解約金のかからない期間意外に解約をしてしまうと解約金が発生するので、乗り換える場合は、解約金のかからない期間をよく確認した上で利用した方が賢明です。

確実な情報は、ご自身の契約している事業者と、乗り換え先の事業者に問い合わせるのがよろしいかと思います。

2019年7月11日追記

MVNOの選択

手持ちの iPhone は、まだ使えそうなので、とりあえず端末は買わずに済みます。

できれば、1年後、2年後と年毎に料金が高くなっていく契約は避けたいと考えました。

NTTドコモの料金内訳は、わりと複雑で、端末の代金と通信料に、それぞれに割引があり、その期間も1年間のものと2年間のものが設定されていました。

そのためか、私は月々の料金が算出しにくいと感じていました。

そこで、検討した結果、料金体系がシンプルで、MVNOとしての実績もある、「OCN モバイル ONE」が良さそうだと考えました。

MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の略で、既に自社で移動通信回線とその設備を持っている、NTTdocomo、KDDI(au)、SoftBankなどのいずれかに回線を借りて移動通信サービスを提供している事業者のことです。詳しく書くと長くなるのでここでは割愛します。

 

「OCN モバイル ONE」はテレビCMなどでは見かけませんが、NTTコミュニケーションズ株式会社が運営するプロバイダー大手のOCNが提供しているサービスのひとつです。

NTTグループ会社の構成は日本電信電話株式会社の以下のWebサイトで案内されています。

「NTTグループ 各社へのご案内」
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「OCN モバイル ONE」ではパケットを家族で分け合えることができそうですし、無料のWi-Fiスポットが各地に多数あるのでパケットを節約できるかもしれないと考えました。

また、家族間や親しい人との電話は、無料のLINE電話で賄っていますが、それ以外の電話は料金が発生してしまいます。

「OCN モバイル ONE」では専用アプリからの発信が条件となりますが、比較的低料金で電話を利用できるのも助かるなと思いました。

最低利用期間も「音声対応SIMカード」の場合で、6か月間となっているので、ドコモの2年契約に比べると短くなっています。

手持ちの端末(スマートフォン)を利用して、移動通信会社を乗り換えるときは、先ず、自分のスマートフォン(以下スマホ)が乗り換え先の移動通信会社で使えるかどうかを確認しないと始まりません。
乗り換えを検討している会社のWebサイトの案内を良く確認されるとよろしいかと思います。
それでも判らないときは、直接問い合わせてみるのが一番かと思います。

OCN モバイル ONE では以下のWebサイトに「動作確認済み端末一覧」が掲載されています。

OCN プロバイダ|OCN
インターネットプロバイダのOCN。IPoE方式による光回線で快適にインターネット接続、格安スマホ・セキュリティ対策、国内・国際IP電話サービスも提供しています。
 

電話番号の名義をひとつに

「OCN モバイル ONE」でパケットを家族で分け合うには、契約者を一人にして、一人で複数枚のSIMカードを借りる必要があります。(追加SIMカードは4枚まで借りることができます)

しかし、電話番号の名義がそれぞれ別なままNTTドコモにMNP(携帯番号ポータビリティ)予約手続きをしてしまうとMNP(携帯番号ポータビリティ)予約手続きの契約者を一人にすることができなくなってしまいます。

別の名義では、家族でパケットを分け合うことができないので、ドコモでMNP(携帯番号ポータビリティ)予約手続きをする前に家族を連れてドコモショップへ行き、家族の電話番号も私の名義に変更しました。

iPhoneのSIMロックを解除

私と家族の iPhone は、ドコモで購入したものなので、同じドコモの回線を使う「OCN モバイル ONE」では、SIMロック解除はしなくても使えるはずなのですが、後のことを考えるとSIMロックは解除しておいて損はなさそうです。(手持ちの端末のSIMロック解除が可能かどうかは購入した携帯電話会社に確認するとわかります。)

鍵のイメージイラスト

SIMロック解除をしておけば、後々、ドコモとは別の回線(KDDIやSoftBankなどの回線)を利用する通信事業者に乗り換えることも可能になります。

私の場合はパソコンを使って、ドコモのWebサイトのオンライン手続きで「SIMロック解除の申し込み手続き」を無料で行うことができました。(ドコモショップで手続きすると手数料がかかります。)

SIMロック解除の申し込み手続きは、ドコモのWebサイトでdアカウントでログインし、オンライン手続きのSIMロック解除のページの案内に従って手続きします。

SIMロック解除の手続きのページへのリンクは、オンライン手続きのページの下の方に慎ましく?配置されています。

この手続きの際に iPhone のIMEI番号の入力を求められます。

IMEI番号は、iPhone の「設定アプリ」>「一般」>「情報」と辿ると確認することができます。

オンライン手続きの終了後にドコモから(SIMロック解除の)「お手続きを承りました」と言うメールが届きました。

そこには以下のような記載がありました。

以下のURLよりSIMロック解除の方法をご確認いただき、SIMロック解除をご希望される対象の電話機本体にて解除作業を実施してください。
本受付をもって解除完了ではございませんのでご注意ください。

iPhone の SIM ロックを解除して別の通信業者でも使えるようにする方法 - Apple サポート (日本)
iPhone の SIM ロックを解除すれば、ほかの通信事業者に乗り換えてもその iPhone を使えるようになります。

どうやら、ドコモのオンライン手続きだけでは、SIMロック解除は完了しないようです。

ドコモから案内のあった、Appleのサポートページの、「iPhone のロックを解除して別の通信事業者で使う方法」に記載されている手順に従ってSIMロック解除の作業をします。

Appleのサポートページには、

  • 「現在ご利用の通信事業者とは違う通信事業者の SIM カードをお持ちの場合」
  • 「別の SIM カードをお持ちでない場合」

の2通りの手順が記載されていました。

私は、「別の SIM カードをお持ちでない場合」の手順に従って作業を行ったのですが、これは、iPhone をバックアップしてから、一旦消去して、バックアップから復元するという結構手間のかかる作業でした。

iPhone のバックアップについても、iCloud で行う方法と iThunes を使う方法の2通りが案内されています。私は iCloud を使う方法で行いました。

その後、自分の iPhone が本当にSIMロック解除さたのかどうか確認したかったので、ドコモやAppleに確認方法を電話で問い合わせてみたのですが、iPhone の場合は、どうやら、確認する方法は存在しないようです。

ドコモ以外、つまりKDDI(au)または、SoftBankなどの回線を使用する通信事業者と契約し、その事業者のSIMカードに入れ替えて、開通手続きが正常に行われるか試してみないと確実にSIMロック解除がされているかわからないようです。

Appleのサポートページの案内にある、「別の SIM カードをお持ちでない場合」の作業は結構手間がかかったので、残りの iPhone2台は、その作業は行わず、ドコモのオンライン手続きでのSIMロック解除を行っただけにとどめました。

なので、家族の iPhone 2台は完全にSIMロックが解除されていない状態なのかもしれません。

ドコモのメールを保存

ドコモの携帯電話の契約を解約すると、当然、ドコモのメールアドレス及びメールアカウントは使えなくなってしまいます。

私はドコモのメールアカウントをパソコンのメールソフトの Thunderbird にも設定していたので、保存しておきたいメールをメールソフトのローカルフォルダに移動しました。

メールのイメージイラスト

乗り換え先である、OCN モバイル ONE では1契約につき、1つの「OCNメール」のメールアドレスを無料で利用することができます。

MVNOの中にはメールアドレスを提供していない事業者もある中で、これはとても助かるのですが、我が家のように3枚のSIMカードを借りて家族でデータ使用量を分け合う場合でも、契約は1つなので3人でメールアドレスが1つしか使えないと、ちょっと不便です。(別料金で追加もできるようですが・・)

この「OCNメール」は、「POP」または「ActiveSync」という2種類の通信方式に対応しています。

「ActiveSync」の通信方式でアカウントを設定すると、ドコモメールのようにリアルタイムでメール受信ができるようなのですが、OCNのWebサイトに「2018年6月以降、順次ActiveSyncの提供は終了し、IMAPの提供を開始します。」との記載があります。

なので、私は「IMAP」方式になってから使おうかなと考えています。

 

ドコモにMNP予約申し込み

さて、いよいよドコモにMNPの予約申し込みとなるのですが、私はドコモにMNPの予約申し込みをしてから、4日後に OCN モバイル ONE の申し込みをしたため、手続きができなくなってしまいました。(理由は後述します。)

そのため、ドコモに再度MNP予約番号を発行してもらい、あらためて OCN モバイル ONE の申し込み手続きをしました。

ドコモでのMNP予約番号の再発行は、料金こそ1回分で済んだものの、とても時間と手間を要しました。(2回目はドコモショップではなく、電話で手続きを行いました。)

ですので、ドコモにMNP予約申し込みをする前に、OCN モバイル ONE の申し込みのスケジュールを確認しておく必要があります。

MNP予約番号の有効期限は発行日から15日間となっています。

 

申し込みの前にスマホのSIMカードの規格を確認

今回は手持ちの端末をそのまま使うので、乗り換えるには、SIMカードを差し替える必要があります。OCN モバイル ONE の申し込みのときに、借りるSIMカードの規格を選択しなくてはなりません。

私は今回の乗り換えまで自分のスマホのSIMカードの規格を知りませんでした。と言うか、SIMカードがどこに入っているのかさえ、知りませんでした。

現在、よく使われているSIMカードの規格は以下の3種類です。

  • 標準 SIMカード(25×15mm)
  • micro SIMカード(15×12mm)
  • nano SIMカード(12.3×8.8mm)

我が家で使っている iPhone 6s と iPhone 6s Plus は「nano SIMカード」が使われています。

iPhone6sのdocomoのnano SIMカード

SIMカードの規格は、端末のメーカーのWebサイトで仕様を確認すれば大概掲載されています。もちろん、端末から取り出して大きさを測れば、わからなくもないですが・・

iPhone なら、AppleのWebサイトで「iPhone 6s 仕様」「iPhone SE 仕様」のように検索すればすぐに見つかると思います。

先に掲載した OCN モバイルONE の「動作確認済み端末一覧」のWebページにも各端末のSIMカードの規格が掲載されています。

OCN モバイル ONE には、上記の3つの規格に対応した「マルチカットSIM」の用意もあるようですが、私は既に使う端末が決まっていたので、「nano SIMカード」を選択しました。

次のページでは、申し込み時の注意点や開通手続きについて書いています。

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